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The Newsletter for Owners

2013年1月号

本年もよろしくお願い致します。

新しい年を迎えました。 本年もよろしくお願い致します。 今年はどんな年になるのでしょうか。 昨年までの停滞感を脱することができるのでしょうか。 とりあえず新首相の積極的な経済運営の期待から、円安・株高が進行し、元気の良いスタートになっています。円安で輸出企業の好調と拡大が始まり、周辺も元気になり、そこで働く人々の給料が上がり、街の商店まで潤ってくるという順番です。大企業が潤っても外に出さず、一層の海外移転をすすめたりすれば、国内は良くなりません。 福島の除染工事の6次下請けのように、末端では、支給されている危険手当まで横取りされているようでは、回復や繁栄も下まで行き渡りません。またまた格差がひらくという心配の方が大きく感じられます。

昨年の暮れ以来、新入生の部屋探しの為の来店が増えています。 例年より出足が早く、部屋を決めて帰る決定率も高くなっています。何故かなと考えているのですが、はっきりした理由は分かりません。例えば、推薦入学の学生が多く進路の決定が早いとか、昔のように5校も10校も受験するのではなく、特定の学校・学部に絞っているので決定が早いとかです。もう少し考えてみます。 今年はっきりしているのは、希望する家賃が一段と下がったということです。 3万円台、それも前半という人が増えています。家計が縮んでいる為です。ここ10年下り放しの給料ですから当然です。 各大学の学生が来店していますが、青山学院生が予想したほど減っていません。 社会情報学部1,000人の存在があるからです。その他にサッカーやバスケット・バレーの運動部の学生が来ます。 当初は理工学部3,000人だけになると思っていましたが、その1.5培の4,500人は相模原キャンパスにとどまりそうです。現在のところ順調に新しい入居者を見つけています。

今年の営業上の目標は、昨年と同様に対前年比をプラスに保つという事です。昨年は一昨年を僅かに上回りました。今や現状維持がベストの状態ということになりました。 その中で、顧客満足度100%を目指します。 リフォームや設備更新・新設備導入や外装の手入れを不断に行い、商品としての競争力を上げていきます。目標はもちろん満室経営です。充分可能な目標と認識しています。

最近感じるのですが、部屋を決めて満足して帰る顧客と、決めかねて他社巡りをし、再び帰ってくる事を期待して待つ顧客との違いです。 店内に入り安心を感じ決めて帰ろうと思い、当社の接客に素直に反応し、1時間2時間の商談で決めて帰る顧客がいます。逆に不安や疑念を最後まで拭えず、次の会社巡りの予定を立て、当社の接客が心に届かない顧客がいます。店作り、商品展示、営業トークなど全てを動員して、安心して信頼してもらえる会社作りを目指します。幸い当社では、前者の満足して決めて帰るお客様が半数を超えています。紹介や評判で来店してくれているお客様はほとんど前者です。 私達も買い物に行くと、買って帰るお店と、見るだけのお店と区別しています。時として見るだけのつもりが、気を変えて買う事になることもあります。何がその差をつくるのか、今年は決めて帰る店作りに挑戦したいと思っています。 決めて帰れる店作りには、接客する社員の能力・スキル・人間力が大切です。商品知識がある、オーナー様との交渉事が出来る、お客様に合った提案が出来る、というような要素がありますが、一番大切なのは雑談が出来る能力です。どこから来て、何人兄弟で父親母親の仕事は何か、地方のトピックスは何なのか等お客様に興味を持ち、お客様の要望を吸い上げる能力です。これはほとんど人間力といった総合力です。この能力は一朝一夕では身に付きません。しかし年齢と共に自然に身に付くものでもありません。 人生に興味を持ち、人間に興味を持ち、いつも勉強をしていなければなかなか身につく能力ではありません。今年も大きくなることよりも、内容を充実させる年にしたいと思っています。 今年もよろしくお願いします。

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